fusionplace - 経営管理×ITの広場

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fusion_placeバックアップ機能

 


みなさま、こんにちは。ユーザ・リレーションズ・チーム(UR)の加藤です。

 

今回は、fusion_placeのアプリケーションのバックアップ方法、およびその活用方法をご紹介します。

 

fusion_placeのバックアップ機能は、ご存知でしょうか?

 

そもそものお話ですが、fusion_placeバックアップは2種類あります。

①データベースのバックアップとリストア

データベースのバックアップとリストア - fusion_place マニュアル (fusionplace.net)

 

②アプリケーションのバックアップとリストア

アプリケーションをバックアップする - fusion_place マニュアル (fusionplace.net)

アプリケーションを新しく作成する - fusion_place マニュアル (fusionplace.net)

 

①は、データベース自体をまるごとバックアップする方法、

②は、任意のアプリケーションの情報(マスター情報・データ)をバックアップする方法です。

 

弊社クラウドサービスをご利用の場合、①のバックアップを毎日定時に取得しています。
取得状況は、FMC(fusion_place Management Console で確認できます!)

オンプレミス環境でご利用の場合も、定期的に①でバックアップをとるようにされているのではないでしょうか。(もし取られていない場合はバックアップするようお勧めします)

 

①はシステム運用上の定期バックアップですので、好きなタイミングで取得できません。
②の方法を利用すると、各ユーザ様ご自身で、お好きなタイミングで、アプリケーションのバックアップをとることができます。

 

この②のバックアップ機能は、バックアップ目的はもちろんのこと、試作・シミレーション・テスト等にも、ご活用いただけます。


例えば、「組織(会社)」ディメンションで、来年度に向けて、新しいツリー構造を作成、新しい集計を試してみたいといたします。この場合、本番運用中のアプリケーションで試すのは、少々怖いなと思うことはありませんか。

 

そのような場合、上記手順で、本番運用中のアプリケーションのバックアップをとり、それを元に、開発テスト用として(※)、別名でアプリケーションを新規作成します。そうしますと、このアプリケーションの中では、本番運用中のアプリケーションに影響を与えることなく、自由に試行錯誤ができます。不要になれば、いつでも削除できますし、何度でもやり直せます。

 

もう少し発展的にお使いいただく場合には、ディメンションや元帳をも追加して、新たなデータ(例:勘定科目明細)の取り込みに挑戦してみるのも良いでしょう。

 

ユーザの皆様自身で創意工夫できる・・・fusion_placeの特長のひとつです。ぜひ、ご活用ください。

 

 

(※)開発用アプリケーションは、設計者/管理者専用アプリケーションとしてラベル制約の設定が必要です。

アプリケーションラベル制約(設計者/管理者専用 指定)

システム全体に関する設定を管理する - fusion_place マニュアル