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経営管理メルマガ

「経営管理メールマガジン」としてこれまでに発信した内容です。経営管理とIT活用に関するアイデアが中心です。

予算管理システム導入時の考慮点 ③ーそして現場力を喚起する経営管理へ

前々回と前回、予算管理システムを整備するにあたって、 トップと現場にとって分かりやすい管理会計システムを提案すること、現場部門に対する情報提供を優先すること、早く運用にのせることを強調しました。 今回はその後のプロジェクトをガイドするビジョ…

予算管理システム導入時の考慮点 ②ートップと現場の支持を得る

月次管理をシステム化する際に、何を狙い、何を考慮すべきでしょうか。今回はそのテーマでお話ししたいと思います。 月次管理に限ったことではありませんが、システム化にあたって大事なのは、ステークホルダー(関係者)のニーズを的確にとらえ、その支持を…

予算管理システム導入時の考慮点 ①ー月次管理より始めよ

予算管理システム導入と言えば、現状で行なわれているエクセル仕事の省力化/改善が主眼と思われがちですが、実際には、もう少し高いレベルを狙って導入に取り組まれるケースが多いのです。

予算編成/予実管理の潮流 ~トランザクションベースド・プランニング~ 具体的なアプローチ、事例

前回は「トランザクションベースド・プランニング」という概念が生まれてきた背景、システム化のポイントなどを見てきました。その中で、予算の明細と実績データをいかに突き合わせて比較、分析、管理するかということが、最も重要なポイントであるとお話しまし…

予算編成/予実管理の潮流 ~トランザクションベースド・プランニングとは

近年、予算編成/予実管理を、勘定科目より細かい明細ベースで行いたいというニーズが顕在化してきており、フュージョンズではこれを、「トランザクションベースド・プランニング」と呼んでいます。プロジェクト会計と似ていますが、粒度がより細かく、予算…

経営管理システムの課題と取り組み⑤ ― 自律志向の管理会計基準

管理会計基準とは、事業や拠点の利益などの計算ルールのことです。管理会計基準の中核には費用の配賦(負担)基準の選択の問題があります。事業部制会計では、本社費を各事業部に売上高比で割り振るか人員比で割り振るかといったことがテーマになりますし、[…

経営管理システムの課題と取り組み④ ― 環境適応型予算管理システムの構築(その2)

前回は、現在の経営環境に対し従来型の予算管理が適合しなくなっているのではないかという問題を提起し、対応の方向性として、見通しの導入によって予算達成管理(予算対見通し)と実行予算管理(見通し対実績)の二面を分かつ「環境適応型予算管理」のコン…

経営管理システムの課題と取り組み③ ― 環境適応型予算管理システムの構築(その1)

伝統的な予算実績管理(予実管理)の手法は、予算を月別に展開し、その予算と実績を毎月対比して差異を確認するというものです。予算に対する未達があれば次月以降での「リカバリ策」が求められます。[...]

経営管理システムの課題と取り組み② ― 経営報告の再設計

企業の所有者である株主の期待が投資に対するリターンである以上、経営管理において会計情報が重要な位置を占めることは避け得ません。一方、私たちが経営管理システムの構築のお手伝いをする中で感じるのは、企業の経営を担う経営者及び管理者と会計の間の…

経営管理システムの課題と取り組み① ― 連結中心の経営管理

経営管理システムに関する課題と言えば、予算編成に要する手間の軽減を含む業務プロセスの効率化が、クローズアップされがちです。非効率なプロセスの改善は確かに重要ですが、それとともに、経営管理システムの構築は、経営を支える「しくみ」としての進化…