みなさま、こんにちは。ユーザ・リレーションズ・チーム(以下UR)の出口です。
URでは開発・運用チームとともに、開発案件の優先付け、ニーズをもとにした仕様検討をしています。
今回は、現在開発中の 一般ディメンションの新たなメンバプロパティ データタイプ「なし」の便利な使い方についてご紹介します。
fusion_placeでは、各ディメンションに「ツリー構造」を登録し、そのツリーに従って集計が行われます。
ツリー構造は用途に応じて複数登録を行うことができますので、年度毎の組織ツリーや事業セグメント毎のツリーといった様々な集計用のツリーをご登録いただいているかと思います。
運用していくにつれ、ツリーの登録が多数になると、メンテナンスの際などにわかりにくくなっておりませんか?
一般ディメンションでは、各ツリーを最上位のルートレベルに設定する必要があったので、年度別組織を設定する場合、年度が進むにつれルートレベルのメンバが増え 直感的でなくなることがありました。下図のように仕切り用のメンバを追加するなど工夫されていらっしゃるかもしれません。
現在開発中の機能では、従来、勘定科目および注記項目にて設定可能であったデータタイプ「なし」が一般ディメンションにおいても設定できるようになります。
データタイプ「なし」を非リーフメンバとして配置することにより、メンバツリーの「フォルダ」として使用することができますので、用途に応じてまとめて整理することが可能です。
これでメンバツリー画面もすっきりわかりやすくなりますね。
どうぞリリースをお楽しみになさってください!
関連Q&A: 一般ディメンションにツリー構造を多数登録しています。判別しやすくする方法はありますか。(fusion_place >= 12.2) - fusion_place Q&A