元帳更新履歴をご活用されてますか？

みなさま、こんにちは。ユーザ・リレーションズ・チーム（UR）の木村です。

今回ご紹介する機能は、元帳更新履歴です。
そもそも元帳更新履歴って何？という方もいらっしゃるかもしれません。
元帳更新履歴は、その名の通り、
元帳（データベース）の値がいつ、誰が、どの手段でデータを更新されたか
を確認する機能です。

fusion_placeでは、データ更新毎に世代を持っており、元帳更新履歴では、その世代間の差分を確認することができます。
各世代の更新日時、更新ユーザ、更新手段もわかるので、例えば、データが想定と異なる状態となっている際に、いつ、誰が（ユーザーやバッチ処理など）、どのような手段（フォーム、Excel-Linkなど）で値を変更したかの確認・調査が可能です。

サポート窓口宛には下記のようなお問い合わせがございます。

（ケース①）データインポートや計算処理をしたが、想定した結果と異なるので原因を調査したい。
（ケース②）知らない間に数値が変更されているので理由を知りたい。
（ケース③）ワークフローのテストとして各元帳版の数値をチェックしたい。どのように確認したらよいか。

このようなケースでは、元帳更新履歴を活用すると、とても便利です！

ただし、比較対象の世代を広くした場合や差分データが大量の場合は、表示に時間がかかる可能性があります。
ここで、元帳更新履歴をお使いいただく際に、快適に差分データを参照できるよう、
＜ポイント＞を伝授いたします。
元帳更新履歴では、差分データ参照時に、指定された開始世代と終了世代のデータを、最新の元帳データとは別にメモリ内にロードします。
そのため、データ量を限定して参照することをおススメいたします。