みなさま、こんにちは。ユーザ・リレーションズ・チーム(以下UR)の大橋です。
URでは開発・運用チームとともに、開発案件の優先付け、ニーズをもとにした仕様検討をしています。
今回は、現在開発中の フォームでの閲覧履歴表示機能 をご紹介します。
fusion_place には入出力機能として、Excel-Link(Excel連携ツール)とフォーム(専用画面)があり、 今回は、後者のフォーム(専用画面)についての新機能です。
フォームはユーザーが自らレイアウトできるメンテナンスフリーの入出力画面なのですが、 なんといっても業務シーンにあわせたドリルダウン分析が自由にできるのが一番の特長です。
例えば、
- 売上予算が目標値に届いていない場合、どの地域、どの支店の予算値が事前の想定より低いのか集計の階層に沿って確認したい
- 経費の見通し値が実績値と差異が生じている場合、想定外の実績を伝票明細にさかのぼって確認したい
- 投資計画の実績が未達のためアクションを検討するため、案件別発注状況を確認したい
といったドリルダウン分析が簡単な設定で実現できます。
ドリルダウン機能はとてもよく利用される機能なのですが、データ分析時に元のフォームに戻って確認したい場合には、 これまではひとつ前に戻るか、ドリルダウンの起点に戻るか、しかできませんでした。
現在開発中の フォームでの閲覧履歴表示機能 では、全てのデータ取得操作を記録し、下記履歴をツールバーの戻る・進むボタンで表示できるようになります。
- ドリルダウン
- フォームのパラメータ指定
- 元帳版間比較の状況
URチームメンバにて上記画面イメージのバージョンを実際に試し、開発チームに改善を依頼し、対応してもらっていますので、 実際のリリースバージョンでは、使い勝手がより良くなる見込みです。
リリースをどうぞお楽しみにしていただけばと思います。