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Excel-Link報告書作成編⑫ テンプレート処理:取得したデータをフィルタリングしてみましょう

みなさま、こんにちは。ユーザ・リレーションズ・チーム(以下UR)の出口です。 今回はExcel-Link報告書作成編「テンプレート処理機能」の第4弾「フィルタリング機能」のご紹介です。

テンプレート処理でデータ取得する際に、指定したメンバリスト以外に条件を設定し、該当データのみ表示させたい場合などございませんか?

例えば、閾値となる金額以上のデータを表示したい、摘要項目にある文字列が含まれるデータのみ結果表示させたい場合です。

ここでは、Q&A 掲載のサンプルを例にご紹介します。

Q&Aはこちら→Excel-Linkフィルタリングセル設定サンプル - fusion_place Q&A

サンプルの伝票明細シートは、金額が指定された閾値以上または指定された文字列を含むデータのみ書き出し表示するものです。

テンプレート処理時に結果として書き出すどうか条件を設定したい場合は、フィルタリングセルを指定します。
指定したフィルタリングセル値が TRUE の場合、書き出し対象となります。

下図①② の指定された値と、①'②' のデータ取得領域にて取得された値を比較し、合致する場合 ④ に TRUE を返すよう設定します。
(②と②'の比較は③にて対象文字列が存在するか、または指定がない場合は全ての文字列が対象となるよう設定されています)

シート処理要領の設定 > テンプレート処理 > 結果表示条件 のフィルタリングセルに値が返されるセル ④ を指定します。

当設定にて、対象となるデータのみ書き出すことが可能です。
これにより大量の明細データ取得の際、書き出しに時間がかかるような場合は、対象のデータのみの書き出しとなり処理が軽くなる可能性もあります。

ただし、フィルタリングセル指定は反映処理において、反映処理対象を絞り込むものではなく、フィルタリングセルの設定により、結果表示範囲に書き出される処理単位が絞り込まれたとしても、書き出されなかった処理単位についても反映処理実行されますのでご注意ください。

また、もう一つのフィルタリング方法として、シート処理要領の設定 > テンプレート処理 > 結果表示条件 結果表示領域にオートフィルタを設定する にチェックすることで、 対象データの書き出しを絞り込むのではなく、取得後のデータに Excel の機能であるオートフィルタを自動で設定することもできます。

ぜひ、サンプルをダウンロードの上、お試しください。

以下サイトもご参照ください。

◆「マニュアル」サイト

シート処理要領 - fusion_place マニュアル