師走です。 今年は、web会議が主流となり、走り回っていませんが、お正月の準備どうしようかなぁと考える今日この頃です。 我が家では、おせちは手作りですが、お餅は馴染みの和菓子屋さんに頼みます。 ちなみにもち米は、「こがねもち」だそうで、これはお勧めです。
閑話休題。 先日、弊社主催のホテル業界ユーザカンファレンスにて、ファシリテータを務めました。 コロナ禍の中、オンラインカンファレンス方式での開催となりましたが、業界に特化したカンファレンスということで、管理会計手法、KPI管理、有効なコロナ対策など、業界特有の内容をご参加いただいた企業様と活発にディスカッションすることができました。 その中で、なぜ経営管理にはfusion_placeなのか?という質問に対して、ご参加いただいた皆様は、異口同音に基幹システムでは「経営管理」情報を提供しきれないからと仰っていました。 ホテル業界では、通常、業務システム(PMS)と財務会計システムの2つの基幹システムを使用していて、PMSは、ホテル運営にかかわる直接部門の情報を管理し、会計システムは、制度会計情報を管理しています。 一方で、「経営管理・管理会計」情報は、マネジメントが経営判断をするためのもの。 会計システムで管理している「制度会計」情報は、外部報告用であり、ホテル業界特有の管理体系(ユニフォームシステム)を含めた経営管理には無理があります。 両システムからの実績情報に予算・見込情報等を加えることによって、ようやく経営判断をする為の情報が提供できるのです。 計数管理=会計システムという罠にはまっていませんか? 「餅は餅屋」なのです。