fusionplace - 経営管理×ITの広場

経営管理×IT、そして経営管理クラウド fusion_place に関する情報を発信します

詳細ベース予算管理で、変化に対応する

f:id:fusionplace:20210326135948p:plain

フュージョンズは、「トランザクションベースド・プランニング」と呼ぶ詳細ベース予算管理手法を提案しています。

トランザクションベースド・プランニングとは

トランザクションベースド・プランニングは、部門・勘定科目に加えて、案件など活動に即した粒度で予算を作成し、実績も伝票単位で案件に紐づけて予実対比する予算管理手法です。

売上にも適用できますし、政策的/裁量的な経費、設備投資にも適用可能です。

経営管理クラウド fusion_place を利用してシステムを構築し、数年間運用されている事例が、数社様ございます(2021年4月時点)。

トランザクションベースド・プランニングには、以下のような特長があります:

  • 案件単位で予算/実績/見込を管理するため、予算内容・使途・消化状況が明確になり、経理・企画と現場のコミュニケーションを促進します。

  • テーマ別予算管理とは異なり、案件はマスタ―に事前登録不要です。予算編成時に現場部門が設定するので、大変手軽で、予算立案の流れを妨げません。

  • 会計システムの改変が不要です。伝票の摘要欄に案件番号を入力しておけば、fusion_place が予算に紐づけます。記入漏れ、誤りの際は事後的に修正可能です。

  • 見込も案件単位で作成するため、見込精度の改善に役立ちます。また、予算立案後、案件単位で実行保留しておき、状況を見て執行することも可能です。

  • 多くの現場部署では、予実差に関する経理・企画部門からの問い合わせに対応するため、手元台帳で発注・支払などの実績を管理しています。そうしたデータもシステムから提供することで、現場部門の負担削減につながります。

下図は、各部署での年度予算・見込入力画面の例です。案件別に、前回見込・実績と対比させながら、今後の予算・見込を入力できます。案件自体、この画面で自由に追加・消去可能です。

重要なのは、データを細かく管理できる、ということではなく、活動や施策と予算/実績/見込みを紐付けることで、環境の変化に対応しやすくすることです。環境が厳しくなったとき何を絞れるのか、逆に好転したときさらに何が出来るのか、こうしたことが極めて明瞭に理解できるようになる点です。

現場力を喚起する経営管理

フュージョンズでは、こうした特徴を持つトランザクションベースド・プランニングを、次世代経営管理コンセプト「現場力を喚起する経営管理」の中核ソリューションのひとつと位置づけて推進しています。

手法自体は、fusion_placeに依存したものではありませんが、案件の属性情報として集計区分コードや内容説明などの非数値情報が必要になること、また、伝票実績の取り込みが前提であり、部門別・科目別の予算管理と比して、扱うデータが大量になることから、実質的には、非数値データと数値データを統合して扱え、かつ大量データの多次元集計/分析に対応できる fusion_place の独壇場と考えています。

従来、予算管理と言えば、予算達成度による業績評価が主な関心事でした。予算に対する「進捗」を毎月見ながら、差異分析という名の「尻たたき」をする、といったやり方です。

しかしながら昨今では、予算管理において、見込みの精度向上と、状況に応じた計画の制御が主要な問題となりつつあります。予測しがたい環境変化、また、財務報告での業績予測の重要性の増大を背景として、過去とはニーズが異なってきています。

そうした未来志向のニーズに応えるには、予算管理と現場の事業活動の紐づけを強めることが極めて重要です。 トランザクションベースド・プランニングは、まさに、事業活動を担う現場部署の力を予算管理に取り込んでいいくためのツールです。

より深く知るには

弊社では、四半期に一度、「高解像度の経営管理」と題して、トランザクションベースド・プランニングに関するセミナーを開催しております。ご興味お持ち頂けましたら是非ご参加ください(お急ぎでしたら、もちろん、直接お問い合わせください)。

また、経営管理メールマガジンにて、過去、以下の記事を配信いたしました。トランザクションベースド・プランニングの内容について具体的に解説しておりますので、ご参考にして頂ければと存じます。

fusionplace.net fusionplace.net